起立性調節障害でお悩みの子供たち＆親御さんへ

2021年10月19日（火）、日本妊活協会の治療家、セラピスト達と、起立性調節障害でお悩みの子供たち、親御さんたちに向けたオンラインzoomイベントを開催しました。

 

朝起き上がれない仲間たちへ

未来のワクワクと健康をお届けします

 

 

日本全国の方々にイベントの開催告知をしたところ、70名を超える方々に参加いただきました。

予想以上に多くの方々にご関心を寄せていただき、この問題の重要性を知り、身の引き締まる思いをしました。

気づきを与えていただきましたこと、この場をお借りし深く御礼申し上げます。

 

 

起立性調節障害についてご存じない方に少々ご説明いたします。

 

□　朝起き上がれない

□　頭痛が毎日ある

□　朝お腹が痛くなる

□　立ち眩みや目まいがある

□　不登校になってしまった

□　親子の中が悪くなってしまった

□　周りの人に辛さを理解してもらえない

 

簡単に言うと、このような症状、悩みがある病気です。

一般に不登校児童は、クラスの中に小学生の５％、中学生の10％いるとも言われ、更にその中の半数近くがこの病気に苦しんでいるかもしれないのです。

 

起立性調節障害は、自律神経失調症の一種でOD（Orthostatic Dysregulation)と略されることもあります。

生活リズムが乱れている様に見えたり、やる気がないとか、怠けているとか、言われることが多かった症状や悩みですが、決して怠慢なのではなく、「起立や座位で脳血流が減少して、思考力と判断力が低下する」身体の病気です。

 

今回のオンラインzoomセミナーでは、現役の女子高校生が発症当時（中学生）から病気を治して元気に生活している現在まで時系列に、自分のお母さんと共に自らの言葉でそれぞれの立場で体験を話してくださいました。

 

「元気になるのを諦めないでください！」

 

「私自身、中学生の時起立性調節障害になり、学校に行けませんでした。

　なかなか変化のない毎日から、どのようにして今の元気を取り戻していったのか。

　本当に辛かったこそ、伝えられる思いをお聞きいただき、家族が笑顔を取り戻すきっかけをお渡しできたらと思います。」

　

　　　　　　　　　　　　　　　　（起立性調節障害を克服した現役高校生　佐藤結子）

 

やはり体験した本人、家族だからこその、本当の苦しみや悩みを伝えることができ、私たちの胸にその切実さが響いたものと考えています。

 

セミナー内容は以下の4つのテーマで構成されました。

 

①　起立調節障害ってなに？　～　体で起きていることを知ろう　～

②　私も元気になったから、みんなも元気になれる！　～　ママと私の体験談　～

③　心とカラダ　目覚めるセルフケア

④　親子で心をワクワク元気にする方法

 

栄養面、運動面、心理面さまざまな観点から解説し、共に学び合う機会をいただきました。

 

 

ちなみに、私は③の運動面、身体面を中心に、自律神経系へのアプローチを含めて、「元気になってやりたいことをやろう！」とご説明しました。

 

起立性調節障害でお悩みの子供たち、親御さんたちがいらっしゃいましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

 

【こどもの未来と健康は正しい妊活から】

 

（健康的な妊活＝＞健康なからだ＝＞健康な子供＝＞健康な未来＝＞健康的な妊活）

 

という循環を目指して活動している日本妊活協会の仲間と共に、いつでも親身にご相談に応じます。